圧迫骨折

圧迫骨折の後遺症、痛みとは

圧迫骨折(あっぱくこつせつ)は、骨が外部からの力や負荷によって圧迫され、その圧力や負荷によって骨組織が損傷し、骨折が生じる状態を指します。一般的に、圧迫骨折は骨が強い圧力や負荷によって縮んだり潰れたりすることによって発生します。

圧迫骨折は、特に脊椎(背骨)の骨によく見られます。脊椎圧迫骨折は、通常、高さが低下し、骨の前部が圧縮されることで特徴づけられます。これは、骨が脆弱になったり、骨密度が低下したりする骨粗鬆症の患者や、高齢者の転倒や外傷などによって発生することがよくあります。

症状

  1. 脊椎(背骨)の痛み: 圧迫骨折の主な症状は、脊椎の痛みです。痛みは通常、骨折した部位の近くで感じられます。
  2. 脊椎の高さの低下: 骨が圧縮されるため、脊椎の高さが低下することがあります。これにより、身長の縮小や姿勢の変化が生じる場合があります。
  3. 腰部や背中の可動性の制限: 圧迫骨折によって、腰部や背中の可動性が制限されることがあります。この制限は、日常生活の動作や活動に支障をきたすことがあります。
  4. 痺れやしびれ、筋力の低下: 圧迫骨折が神経を圧迫する場合、痺れやしびれ、筋力の低下が生じることがあります。

施術方法と効果

圧迫骨折自体の痛みは数週間でほとんど治まりますが、きちんとしたリハビリをしておかないと、変形や、骨折部をかばったために腰部の筋肉に負担がかかるために筋肉性の痛みが出現することもあります。

当院では、マッサージによって、関節周囲の筋肉を緩め、全身の血流を促します。
それに加え、これ以上の筋力低下を防ぐ為、自 動、他動運動療法を取り入れて施術致します。
痛みの訴えがある方には、無理のない範囲から、コミュニケーションを取りながら、進めて参ります。
関節を動か すと、関節がポンプの役割をし、血液の循環がうながされます。
関節拘縮の予防と、可動域の維持拡大に努めております。
このような症状にお悩みな方は、お早めにご相談下さい。